スポーツ障害予防とパフォーマンス向上は同じか?

2019/05/12 ブログ
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スポーツを行う上で障害(外傷も含む)はどうしてもゼロにはできないでしょう。

 

 

ここでは繰り返し起こるストレスで出てきた問題を「障害」(例:疲労骨折やオスグッド病など)

1回で起こる怪我を「外傷」(例:捻挫や骨折など)

と定義しておきます。

 

 

怪我をした場合、リハビリから始まり、怪我から復帰するまでの過程で大切なことがあります。

障害であればその原因を解決してから復帰すること、怪我をする以前よりも強くなって復帰することです。

 

 

障害であれば、休んで痛みが取れたらおしまいでは決してありません。

外傷でも身体の使い方で防げたかもしれないものもあります。1回で怪我をしてしまったようで、その原因は回避できた可能性がある場合もあります。

 

 

そこで注目されるのが「予防」です。

障害が起こる前に、外傷を防ぐために予防することが、リハビリよりも先に大切なことだと思います。

 

予防するためには自分の身体の特徴とプレースタイルを見直すことです。

 

身体が硬いことで起こる障害、弱いことで起こる障害は、まず身体を変えていかなくてはなりません。

自分の身体の特徴がわかっていればそれに見合ったプレーをする必要があります。

逆に言うと、自分の目指すプレーをするためには、プレーに見合った身体にする必要があります。

 

 

ステップとスピードで相手をかわすプレースタイルであれば、ステップ時に足を捻ってしまう可能性があります。

身体をぶつけて相手をブロックするスタイルであれば、しっかり踏ん張っていないと転倒する可能性があります。

 

どうすれば怪我をしないかを考えて、日々トレーニングや練習をすることをおすすめします。

 

 

 

今まで述べてきたことを「パフォーマンス向上」を視点に考えても、ほぼ同じことになります。

 

足を捻らないようなステップの動きを習得すると、ステップが確実になり、速くなります。

相手とぶつかっても倒れない身体であれば、次のプレーが確実に行えます。

 

 

怪我をしないような練習と、パフォーマンス向上のための練習は「ほぼ」同じです。

完全に一致とは言い切れませんが…

 

 

 

 

ここまではなんとなく想像ができるのではないでしょうか。

みなもと整体院からお伝えしたいのはその後です。

 

 

 

 

怪我を予防できる選手、パフォーマンスが高い選手。

 

共通することは「準備ができている」ということです。

自分の身体を理解し、日々トレーニングを自分で構築できる選手ということです。

 

 

チームでの練習があります。チームでフィジカルを鍛えることもあるでしょう。

自分に足りない要素を、チームとは別に自主的に時間を作れる人が「準備ができている」選手なのです。

 

変えたいのはもちろん身体ではありますが、考え方と行動です。

人から言われたからトレーニングする選手は、やらないよりはマシです。

 

自分から足りないことを探し、聞き、自分で構築してトレーニングする選手が望ましいです。

 

 

当院の今までのブログを読んでいただいている方であれば、同じ内容のことが書かれていることに気づいているでしょう。

 

 

 

スポーツ障害予防とパフォーマンス向上は同じか?という問の答えは

ほぼイコールだと思います。

 

 

その意味は「自主的に行動できる選手」であればイコールになります。

 

 

 

 

みなもと整体院では、身体の問題点の原因をきちんと説明します。施術で改善します。自分で行う改善法を指導します。

その後自分でできるのかまで話をしていきます。

内容は個々で変えていきますが、小学生でも、大人でも同じことを言います。

 

そういうものを提供できる整体院です。