フットサルFリーグを観たことがありますか?

2019/05/16 ブログ
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ブログで以前にも書きましたが、私は純粋にBリーグのブースターです。観戦して楽しんでいます。

Bリーグファイナルも終わり、昨日Bリーグアワードが開催されました。

 

年間チャンピオンや各個人賞の発表がありました。中には最優秀審判賞や投票によるマスコットオブザイヤーもあります。

日本においてメジャースポーツとなりつつあるBリーグ。プロ野球やJリーグにもこういった大賞はありますが、Bリーグは令和時代の新しいエンターテインメントも目指しているはずです。最優秀チアリーダー賞や最優秀MC賞、最優秀ブースター賞など、チームを支える立場にスポットを当ててもいいのかなと勝手に思っています。

 

 

 

中にはなかなかスポットが当たらない競技もあります。私はフットサルチームにも関わっていたので、フットサルについての見解を述べたいと思います。あくまで個人の見解です。

 

Fリーグは2007年に創設されました。昨シーズンから2部リーグ(F2リーグ)も設立され、F1:12チーム、F2:8チームがリーグに在籍しています。

 

 

 

マイナースポーツの全ての原因は資金です。まず日本フットサルリーグにお金がない、もちろんチームにもお金がない。ごくごく1部のチームを除いては、選手はフットサルだけで生計をたてることができないのが現状です。生活のために仕事(恵まれていればスポンサーがついてくれるか、だいたいはスクール)をしている選手がほとんどです。練習、試合に支障が出ないように働かなくてはなりません。

その中で真摯にフットサルに向き合っている選手が多い。フットサルを愛している選手が多い。ほとんどの選手はフットサルを続けるだけで精一杯です。

 

 

 

お金がない。観客が少ない。放映権やスポンサーもなかなかつかない。チームの存続で精一杯なので、エンターテイメントまで手が回らない。

お金がないから始まる負のスパイラルです。

 

 

その中で根強いサポーターもいます。チームによっては試合に出向き、数名で大きな声を選手に届けているサポーターも見られます。

 

フットサルは競技人口が多いスポーツです。実はサッカーよりもプレーを楽しんでいる人が多い。フットサル場も結構あります。ショッピングモールの屋上にも作れます。

フットサルは老若男女、経験を問わず一緒にプレーできます。交代も自由です。プレーを楽しむということではサッカーよりもポテンシャルは随分と高いのです。

 

やってみればわかりますが、それでいて奥が深い。難しさがわかれば、Fリーグの選手たちがどれほど凄いのかが実感できます。

 

 

 

それでいてなぜ観客席が埋まらないのか。

 

1個人がこんなことを言っても仕方ないのですが、せっかくなので記載しておきます。何度も言いますが、個人の見解なので、賛否両論あって然りです。

 

 

 

観客としてフットサルを観ていて魅力がないのです。

フットサルを知っていて、サポーターとしてチーム、選手を応援していて観る分には魅力的な競技です。

 

1度観に行ってみようかな、1度観たらハマってしまってまた観に来たいな。その魅力に欠けます。

フットサルを知らない人、初めて遊びでフットサルをやった人を引き付ける魅力です。

 

 

 

私はBリーグにハマりました。エキサイティングなプレー、目の離せない展開、そして試合以外のエンターテインメント、ファンサービスにハマりました。

 

 

お金がない→エンターテイメントまでお金が回せないのではなくて、観客を増やすために、観客がハッピーになるために投資をするのです。

 

選手は魅せるプレーをする必要があります。もちろん勝敗にこだわって無茶なプレーをする必要はありませんが、余裕があるときには技を魅せてもいいと思いますし、それをチームやリーグが容認するべきだと思います。

試合中に魅せるプレーは確かに難しいかもしれませんが、試合以外の時間も観客に魅せることを意識しなくてはなりません。アップのときに魅せる、ハーフタイムに魅せる、試合後のファンサービスを怠らない。選手にチームが課す仕事はプレー以外にも要求するべきです。

 

一生懸命駅前でチラシ配りをしているのも知っていますが、自分の給料がそのチラシをもらってくれた人から出ているのだとしたら、配り方にも魅せるが必要だと思います。

 

 

サポーターはいろいろ発信し、家族・友人・知人を連れてくることをしなくてはなりません。もちろんその努力をしているサポーターも数多くいるのも知っています。理想は努力でなく、好きでやっているかです。

 

そのためにもチーム、選手が努力しなくてはならない。チラシをもらってくれない人、チラシをもらってくれても観に来ない人がほとんどです。その中にはチラシを配ったおかげで試合を観に来てくれた人もいるかもしれません。その人は渡してくれた選手のことを覚えているはずです。それがお子さんであれば、その子の将来にも影響するかもしれません。今日の試合にあの時のチラシをもらってくれた人が来てくれているかもしれない。

 

そう思えば、いつも応援してくれているサポーターがどれほど尊いかがわかります。常に感謝しなくてはなりません。

 

 

 

いかに観客をハッピーにするか、選手個人もそうですが、チームが、そしてリーグがそのような方向を統一することが大切だと思います。

そして、サポーターの方は自分のチームだけでなく、他チームも同じという気持ちで応援合戦してほしいと思います。メジャーになってくると悪い意味でいろいろなサポーターが増えてきます。そういった声をプロ野球、Jリーグ、Bリーグで経験します。悲しいことです。

 

 

 

補足しておきますが、私が知っている選手、サポーターの方はこんなことはわかっているし、実行しているとわかっています!

 

 

 

Fリーグ2019/2020シーズンが5/26から始まります。フットサルはセントラル開催があるお得なリーグです。

 

勝手にこんなこと言ってるなら、自分も観に行けよと言われそうなので、今シーズンは家族連れて行きたいと思います。