腰痛について9 慢性腰痛の対策はストレス解消です

2019/07/30 ブログ
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慢性腰痛にはいろいろな原因が重なっていることを前回のブログで解説しました。

前回のブログはこちら 「腰痛について8 慢性腰痛の原因」

 

身体機能よりも神経系の問題が大きいのが慢性腰痛の特徴です。

慢性腰痛には痛み止めなどの鎮痛剤よりも、抗うつ剤の方が効果があるとの報告もあるくらいです。

 

今回のブログでは慢性腰痛の対策について書いていこうと思います。

 

 

 

 

1 ストレスの解消

 

一番の解消法はストレスを減らすことです。

神経が過敏で痛みを感じやすくなっている状態、痛覚の誤作動、自律神経の安定化などはストレスの解消で改善していきます。

 

 

 

2 ダイエット

 

椎間板は椎骨間のクッションの役割をしています。体重がかかると圧迫されます。

ということは、体重が軽い方が圧迫力は減るということです。

 

椎間板にも感覚神経が密に通っています。潰される刺激が他の部位にも悪影響を与えます。

ダイエットは腰痛改善に効果大です。

 

適正体重はBMIで求められます。

体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)の計算で「22」が標準です。逆に計算すると

22×身長(m)×身長(m)=で標準体重がわかります。

身長160㎝の人の標準体重は

22×1.6×1.6=56.32 となります。

 

 

 

 

3 良い睡眠

 

睡眠が崩れると自律神経が正常にはたらきません。睡眠不足などでの身体的・精神的な疲労が腰痛の原因です。

適した睡眠時間は7時間程度とされています。何時に寝て何時に起きるかの一定のリズムも大切です。

 

 

 

 

4 禁煙

 

喫煙することで毛細血管は収縮し、循環不良となります。神経も血管から栄養を受けているため、阻血状態で痛みを発することがあります。

喫煙は腰痛の原因の大きな一因となっています。

腰痛に限らず、禁煙は健康において重要なことです。

 

 

 

 

 

これらのことは「ストレス」で説明ができます。全ての根源はストレスにあります。

 

そして、これら全ての改善策は「運動習慣」と「食習慣」です。

 

 

運動をして気持ちがいいという感覚、食事で健康に意識しているということが全てを改善させます。

 

 

 

 

腰痛からストレスまで抱えてしまう状況はより腰痛を引き起こします。

ストレスから解放されれば腰痛にも悩まなくなります。

 

ストレスを解消するために運動をしましょう。身体機能の改善にも運動は適していますが、一番の目的はストレスの発散です。

慢性腰痛にはストレスの発散が一番と言えます。

 

 

 

 

みなもと整体院では、腰痛の原因をしっかりと突き止めます。もちろん施術で身体の改善を目指します。

パーソナルトレーニングも責任を持って提供できます。一人ひとりに適した運動を紹介します。

 

腰痛のために来院されても、腰痛が治った後も通っていただいている方もいらっしゃいます。

「運動が楽しい」と感じられれば、腰痛から解放されているでしょう。